第3段階以降に進む場合は、術後も禁煙を一生続ける必要があります。
喫煙は血管を縮小させ第3段階の手術を難しくするだけでなく、最悪の場合、第3段階で陰茎を付けても壊死してしまう可能性があります。
必ずお守り下さい。
2-1:尿道延長と膣閉鎖
排尿のためのカテーテルが7日間程度装着され、尿道の治癒後に取り外されます。患部全体の治癒には2〜3週間必要となります。
カテーテル装着中はトイレ等を除き基本的にあまり動き回ることは出来ません。
2-2:尿道作製
前腕部の患部にチューブが挿入されます。その後、前腕部に埋め込まれた尿道が次のステップに行ける状態になるまで医師の検診を受けると共に、自分でも医師に指示されるケアを行わなければなりません。医師の検診を受けるために退院後も1週間程度はバンコクに滞在する必要があります。
退院後も、次の段階の手術を受けるまでチューブは毎日挿入しておき、毎日取替え、患部及びチューブは清潔に保つ必要があります。チューブを外し、チューブが入っているその穴に水を流し込みよく洗います。チューブも約5分間煮沸消毒したのち乾かし、清潔に保ってください。特に術後間もない時は、チューブがスムースに入って行かないと思いますが、その際は水溶性潤滑ゼリー(ジョンソン&ジョンソンのK-Y ルブリケーティングゼリー等)を使用することをお勧めします。
術後3週間後から通常のシャワーが可能になります。ただし、シャワーの後は石鹸等が患部に残らないように水を十分流し入れ清潔に保って下さい。
患部は包帯で保護するようにして下さい。(家にいる間はしなくても大丈夫ですが、清潔に保つように努めて下さい)。患部をバンドエイドで保護するだけというのはお勧めしません。
|